日本の服の話をしようよ

日本の服の話をしようよ

こんにちは。寒さも和らぎ春の訪れを感じる季節がやって来ましたね。
突然ですが、昨今、巷では空前の古着ブームが起こっているのはご存じだと思います。instagramやtwitterで#古着で調べると数多の古着屋がそれぞれの自慢の商品を投稿、宣伝しており、様々な情報が目に入ってきます。そのなかでも一層多く見かけるフレーズは「MADE IN USA」や「アメリカ仕入れ」。すごく魅力的なフレーズですよね。当の私もこのフレーズに心が踊るタイプの人間で今日もアメリカ製のTシャツに袖をとおしています。ですが、盲目的にこの言葉に惹かれるのではなく、日本製の服にも目を当ててみる機会があってもよいのではないでしょうか。意外と陽の目にあたらない、でも魅力に溢れている国産古着の世界に片足を突っ込んでみましょう。
国産古着をメインに取り扱う早稲田の古着屋といえば、もちろん丸実商店。その店主である實方恒平さんにお話をうかがってみました。

ー日本製の好さに気づいたのいつか。
国産古着の専門店というと聞き馴染みがないと思います。18歳で古着の世界に飛び込んだ實方さん。なぜアメリカ仕入れでなくあくまで”日本”で仕入れた”国産の古着”を販売することにこだわるのでしょうか?

實方さん:ちょっとした義務感からかな。前の会社に勤めていた時、仕入れ先のアメリカとタイに三回ずつ、そして毎日のように日本の仕入れ先に足を運んでたんだ。服を数えきれない程に見てきたよ。実際に目と足を使って現場を見たことでわかる国産古着の日本人に合わせたサイズ感、スカートの広がりをキレイに見せるために裾をロックミシンではなくまつり縫いで縫い上げる仕立てのよさ、ハッキリしてるけどアメリカくささの抜けた日本人っぽい奥ゆかしいテキスタイル、カラーリングに関してもHANAE MORI、伊太利屋などが代表するビビッドではないアンニュイで少しダークトーンめのカラーリングとかの、パッと見ではわからない部分で相手に合わせた日本人らしい気配りに衝撃を受けたの(笑)

ギャザーが途中で入ってもストンと落ち、シルエットを崩さない仕立ての良さ

ー早稲田を選んだ理由は。
横浜が出身だという實方さん。わざわざなんで早稲田を選んだのだろうか?
實方さん:最初は原宿や渋谷で開こうかなとか思ってたんだけど、やっぱり土地代がね…現金な話だけど、一人で店を持つうえではやっぱり大事なのよ(笑)。で、知り合いに教えてもらったのが高田馬場でさ。俺の中でのターゲットに早大生がぴったりだったのもあるかな。

ーターゲットとは。
實方さん:18~23才のファストファッションをメインに着る若い人達だね。大量生産大量消費の時代で画一的な服装しか知らない、というか知ることができない人たちに日本はすごい服を作っていたってことを伝えたいんだ。

ー早稲田の学生の第一印象とは。
實方さん:やっぱりダサい…かな。直球だけど(笑)。自分の嫌な部分、たとえば足が短いとか顔が大きいってさ、服の選び方次第、着こなし次第でいくらでも隠すことができるんだよね。つまりいくらでも人はキレイになれるってわけ、でもそれをしないってめちゃめちゃもったいないと思わない?だから少し上からかもしれないけど俺が手助けをしたい。

今回はとりあえずここら辺で。個人的にオススメなのは国産古着のタグですね。可愛いものばっかりですよ。

これで日本の服の世界にどっぷり浸かる準備は万端です。この機会にワンピースでもスカートでも、なにか一着日本の服を着てみてはどうでしょうか。
では、また次回お会いしましょう。

********************************************************************S.K.

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